コース案内
(高校部コース)

高校部 指導カリキュラム

当塾の受験に対する考え方

当塾の指導法はいたってシンプルです。まずは勉強のスケジュール管理です。どの時期までに何が終わっていないとまずいのかをしっかりと理解してもらい、効率よく受験勉強ができるようにサポートします。次に教材選びと勉強のサポートです。理解があいまいなところはないか、勉強の仕方が間違ってないか、逐一状況を確認しながら定着できるように指導します。とてもシンプルなことですが、実際にできている生徒さんは少ないです。教材をころころと変えたり、定着が出来ていないのに反復しなかったり、理解ができていないところを人に聞かずにうやむやにしている生徒さんがとても多いです。受験勉強で必要なのは評価の高い参考書、わからないところを的確に指導できる講師、勉強に集中できる環境、モチベーションを維持してくれる指導者だと私は思っています。塾を選ぶ際はこういったポイントの視点を当てて塾を選ぶといいかもしれませんね。
塾選びについて私個人の考えを少し紹介させていただきますので、是非参考にしてみてください。まず、教材に関しては正直どこも同じだと私は思っています。予備校だから優れているというわけではありません。映像授業を求めているのであれば、YouTubeや受験サプリで事足ります。そもそも、映像を提供している人たちが元予備校講師だからです。また、一般書店で売られている有名予備校講師の参考書を買えば、そこに講師がポイントとして伝えたい内容が書いてあるので、映像で見なくても、参考書を使って学べばいいと思います。むしろ本のほうが、書き込んだり、あとで見返すことができるので私は参考書に軸を当てて勉強した方が効率がいいと思っています。指導力のある講師を求めるのであれば、塾選びはよく考えましょう。大学生の講師が担当に当たることも多いと思いますが、自分が目指す大学が担当講師の大学よりも難関の大学の場合、その講師の助言はミスマッチかもしれません。助言が理想論になってしまう可能性があるので、実績のある講師に助言を求めた方がいいでしょう。そういった意味では家庭教師をサポートにつけるのも一つの手段かもしれません。私は卒塾生が予備校に行くといった場合には、偏差値の高い高校の近くの予備校を勧めるようにしています。純粋にチューターの学力が高い可能性があるからです。周囲の目指す大学が高ければ自然とモチベーションも刺激を受けると思うので、行くなら私は南浦和や大宮を検討に入れます。当塾ではこういった話を生徒とざっくばらんにお話しします。そして最終的に本人が一番納得した選択肢を取っていただきたいと思っています。もちろん当塾を選んでいただければ、私たちは最大限にサポートするだけです。当塾は個人塾なので決して知名度はありませんが、通っていただいた生徒さんについてはしっかりと実績を出してきました。気になる方は是非、一度お話だけでも聞きに来てはいかがですか。

一般受験を考えている生徒さんへ

推薦を視野に入れていない生徒さんについては、なるべく早い段階で受験合格の道筋を立てることが大切です。国公立大学を目指すのか目指さないのか、私立大学を目指すのであれば受験科目で何を選択するのか、英語は英検取得によって優遇があるのかないのか、将来的に受験に何が必要なのか明確にしましょう。受験のことが何もわかっていない状態で過ごす時間ほど無駄なことはありません。国立大学を目指すのであれば共通テストで全科目平均80%取得を目指して受験勉強をしていかなければなりません。理系であれば、英語(長文・リスニング)数ⅠA・数ⅡB・国語(現代文・古文・漢文)理科(2科)社会(1科目)、全10項目を全て80%以上にもっていかなくてはなりません。そうなると単純計算で2年生の2月から1カ月に1科目を仕上げるペースで進めても11月末までかかり、共通テストまで1カ月半しかありません。1ヶ月間の勉強で数IAを模試で80点取れるようになりますか?想像しただけでも国立大学の受験がいかに大変かがわかると思います。しかし、現実を見ると受験者の多くが、夏前に国立大学受験が難しいことに気付き、志望校を私立に切り替えています。しかし、これは単純に受験に取り掛かるタイミングを間違えたから、もしくは危機管理が甘かったからだと私は考えます。あるいはカリキュラムの組み方がよくなかったからだと思います。勉強で大切なことは勉強する内容を絞って、短期間で結果を出すことです。そもそも1年かけて1科目を仕上げるようなカリキュラムを組んではいけません。各科目の先生が点数を上げるために様々なアドバイスをしてくれると思います。そのアドバイスの多くが間違いではないでしょう。しかし、問題は全ての先生に言われたことを限られた時間の中で実践できるかが重要です。助言を受け止めながら、自分に必要な勉強が何なのか、しっかりと考え、取捨選択をして取り組むことが大切です。だからこそ、私は現役国立大学合格の先生の助言がとても大切だと思っています。一方、私立受験については国立に比べれば科目も絞られるので、間に合わないということは絶対にないと思っています。1週間を振り返ったときに自分自身の成長を感じられるような勉強を継続しているのであれば絶対に大学合格の道は開けます。当塾は生徒たちにやみくもな勉強を強要するのではなく、話し合いの中で本人が自分の学力を理解し、何が足りていないのか、どういう勉強法なら効率よく進められるのか、しっかりと想像してもらい、明確なビジョンを持って受験勉強に臨めるように指導いたします。

推薦入試を考えている生徒さんへ

指定校推薦や、AO入試、公募推薦(旧名称)で大学進学を考えている生徒さんについては学校の定期テストでしっかりと点数を取り、内申を上げましょう。また、推薦がよりスムーズに進められるように高校の間に英検2級が取得できるよう、並行して英検の勉強をすることをお勧めします。英検を取得することで英語の試験が免除になったり、英検が推薦入試の条件になることがありますので、高校1年生から英検に軸を置いて勉強を進めるといいでしょう。推薦を視野に入れている生徒さんについては学校の勉強に軸を当てて指導を行いますので教材も学校の教材を扱います。学校の教材をどう進めればいいのか、普段は何を勉強しておけばいいのかなど、定期テストに向けての過ごし方について、生徒さんとよく話しながら進めていきます。実際いろいろな塾がありますが、学校のカリキュラムに軸を置いた指導を行っている塾は数少ないと思います。高校によって進度も教材もバラバラなので、個別対応の塾でなければ学校の内容に沿った指導は難しいからです。当塾は生徒と相談して、一般と推薦の比重を決めた上で指導しています。本人がある程度自力で定期テストの勉強が進められるのであれば一般受験に合わせて指導を行います、学校の勉強についていけないようであれば定期テストの勉強に焦点を当てて指導を行います。ただ同時に、受験の分岐点も存在します。推薦を狙うのであれば最低でも評定平均で3.5以上なければ推薦は難しいです。理想を言えば4.0以上は欲しいところです。もし本人が努力しても3.5が取れないようであれば、科目を絞り、一般でも戦えるように指導方針を切り替える必要があります。当塾ではそういった生徒の現状と、受験の傾向を見ながら、本人に一番合った指導の仕方が考えています。学校でわからないところは付箋を貼り、塾でわからないところを解消する習慣を身に付けてもらうように指導していますが、塾の授業時間だけでは抑えきれない場合もございます。その場合はテスト直前だけ個別を追加したり、塾の時間を長くするといった対応を取ったりもします。中学と違い、高校は臨機応変に対応しなければならない部分が多いので、当塾は決まったカリキュラムだけを提供するのではなく、常に柔軟に対応できるような体制も取り入れながら指導を行っています。