コース案内
(中学部コース)

中学部コース案内

インウェイブのカリキュラム

1:少人数クラスと柔軟な授業スタイル
基本的には6名までの少人数クラスで授業を行いますが、状況に応じて2名と4名でクラスを分けたり、人数が多いほうが活気があるのであれば、まとめて8人で見ることもあります。また、人数が少ない場合はあえて学年を混ぜることで環境を変えることもあります。状況に応じて柔軟にクラスの雰囲気を変えながら授業ができるのが当塾の強みでもあります。授業については集団授業と個別指導をバランスよく取り入れながら授業を行っています。集団の強みは競争心を刺激しながら、講師主体で授業を進められることです。個別だと本人のペースになるので、1日で進められる範囲が非常に狭くなる場合があります。その一方で、競争が苦手な生徒さんや、周囲が気になって集中ができない生徒さんもいらっしゃいます。一方で個別指導の強みは生徒さんのわからない所にピンポイントで対応できるところです。また、集団に比べ生徒さんによっては集中しやすく、質問も気軽に出来るかもしれません。集団と個別は一長一短なので当塾としては状況に応じて集団と個別をバランスよく使い分けることが理想だと考えています。

2:学校に準拠したカリキュラム
基本的には学校に準拠したカリキュラムで授業を行っています。埼玉県は内申と入試の得点を同等に扱います。そのため、内申が取れていないと、そもそも受験校を選ぶ際に選べる高校が制限されてしまう可能性があります。そうならないように、3年の1学期までは定期テストに直結した指導カリキュラムで勉強を進めることが理想だと考えています。また、埼玉県の場合、偏差値の高い学校は学校選択問題を使用し、偏差値60を下回る学校は通常の入試問題を使用します。一般の入試問題の場合は完全に基礎ベースに問題が作られているので、定期テストでこつこつと結果を残していれば3年からでも十分に間に合います。一方で、塾のサポートが無くても自分の力で学校の勉強ができる生徒さんについては、難関校に挑戦することを想定し、早い段階から難しい問題に触れていき、北辰で安定的に偏差値65以上が目指せるように指導していきます。また強制はしてないですが、生徒から要望があった場合はテスト前の土日に塾を開放しています。ある程度、勉強のリズムができている生徒さんについては定期テストに関しては塾よりも家で集中した方がいいと考える生徒さんもいます。生徒の要望に柔軟に対応し、塾をうまく利用して勉強して頂ければ幸いです。一方で強制しないと勉強しない生徒さんに関してはこちらから強制的に塾に呼ぶ場合がございます。

3:効率よく勉強することを追求した指導
勉強で最も大切なことは、しっかりと狙いを持って勉強することと、無駄を省き、効率の良さを追求することです。初見で解ける問題は何回解いても解けるので、解ける問題に時間を費やしても意味がありません。そのため、塾では敢えて宿題を出さず、本人が何を優先的に勉強しなければならないかを話し合い、本人が必要だと思う課題に取り組んでもらうように指導しています。そして、その延長で塾からの問題が必要な場合に十分な課題を出すようにしています。そのため、塾では生徒から「この問題をコピーしてください」「ここら辺が苦手なので問題をいっぱいください」といった会話が飛び交います。

4:埼玉県入試に特化したオリジナルの教材
中学1・2年生の間は定期テストを中心に授業を進めますが、中学3年生の夏期からは入試に向けてしっかりとカリキュラムを組んで授業をしていかなくてはなりません。最小限の努力で結果が出せるように、教材研究にとても力を入れています。特に北辰テストでは単元が重複しないように問題が作成されているので、1回目の北辰から、出題傾向をしっかりと追いかけていくと、10月以降の北辰はある程度出題される内容が予想できるようになります。そのため、塾は北辰テストが実施されるたびに、出題傾向を予想し、後半でしっかりと結果が伸ばせるように教材を柔軟に変えながら指導しています。また、これまでの北辰や入試の問題を見ていくと、優先すべき問題と、しっかりと基礎が定着してから手を付けるべき問題が見えてきます。もちろん全て理解して問題が解けることが理想ですが、情報量が多くなると迷いが出て、簡単な問題で失点を生む可能性もあります。そこで、塾では内容を厳選し、より定着が図れるように教材を手作りで作成しています。どうしても一般の教材だと、内容を網羅しすぎるため、内容の定着が甘くなってしまいます。

生徒さんの将来を見据えた進路指導

当塾は常に就職、大学、高校と生徒の将来のことをよく考えて進路指導を行います。少しでも偏差値の高い学校に行くことが必ずしも良いとは限りません。とりわけ、中堅大学に関して言えば一般受験よりも推薦入試での合格者が多い時代です。大学側も学生の確保に必死なわけですから、ある程度、推薦で人数を確保しておかなければ、滑り止めで受験される大学の場合、入学者が極端に減ってしまう可能性もあります。本命の大学に合格すれば、滑り止めの大学には進学しないわけですから、人数の読めない一般入試ですべての生徒を確保することはあり得ません。大学側も毎年安定的に人数が確保できるように試行錯誤しながら学生を募集しています。結果、大学によっては推薦のほうが受かりやすくなり、一般入試が難化する傾向があります。そういったことを考えると変に無理をして、偏差値の高い学校に受かると、そこでの競争についていけなくなり、結果的に内申が取れず、一般入試を余儀なくされる可能性も十分にあります。塾ではそういった様々な状況を想定しながら、進路についてよく話し合い、保護者の方や生徒さんにしっかりと納得をしてもらった上で受験に取り組むことができるようにしっかりと進路指導を行っています。